肋骨疲労骨折の症状

肋骨骨折の症状、治療方法、疲労骨折による肋骨骨折、胸部障害の合併症の危険性を初心者向きにわかりやすく解説。

脇腹近辺に筋肉痛を生じるケース

 ゴルフの経験者の方でゴルフの練習を久しぶりに行った際に、翌日以降にわきばら近辺に痛みを感じた事がある方も多いかと思います。

 この痛みはほとんどのケースが骨折などではなく「筋肉痛」による痛みです。

 ゴルフのスイングでは腹筋が常時使われますが、腹筋の中でも「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」と呼ばれる胴部側面に位置する広い面積を誇る筋肉に筋肉痛を発症している証拠です。

 外腹斜筋はトップのゴルファーであれば意識的に鍛える筋肉でもありスイングのスピードにも影響を与える筋肉です。

 外腹斜筋が鍛えられているゴルファーの場合は、スイングスピードが早くなる可能性がありゴルファーのあこがれでもある飛距離のアップに繋がる可能性も出てきます。

 このように外腹斜筋はゴルファーにかかせない強化すべき筋肉のひとつです。

 しかし、外腹斜筋の働きは肋骨に疲労骨折をもたらす原因ともなります。

ゴルフのスイングと外腹斜筋の関連性

 ゴルフのスイング練習をすると筋肉痛が生じるということは、その筋肉が主力で活動している証とも言えます。

 実際に外腹斜筋はゴルフのスイング動作に欠かせない筋肉として働いているのです。

 ここでもう一度、胸郭・肋骨の図を見てみましょう。

 この図にある外腹斜筋(ピンク色の脇腹あたりを覆っている筋肉)は第5肋骨〜第12肋骨及び肋軟骨の表面に付着しておりスイングの度に肋骨と筋肉の付着部位に強いストレスが加わります。

 筋肉の収縮が行われるたびに、肋骨の付着面が引っ張られる形となるのです。

 この牽引作用が継続的に続いたケースでは肋骨に疲労骨折を発症する可能性が出てきます。

 ゴルフによって肋骨が疲労骨折するケースの多くでは、この外腹斜筋の働きが大きく関与しているのです。

ゴルフで肋骨骨折する原因

 ゴルフの練習の量が急激に増えたケースや疲労が残った状態でプレイを続けてきた場合は、疲労骨折に至るケースもあることを把握しておく必要があります。