肋骨疲労骨折の症状

肋骨骨折の症状、治療方法、疲労骨折による肋骨骨折、胸部障害の合併症の危険性を初心者向きにわかりやすく解説。

肋骨骨折の症状の特徴一覧

 肋骨骨折をもし発症してしまっている場合、肋骨部分の骨折に関しては幾つかの特有の症状を確認できるようになります。

 肋骨骨折の可能性や疑いがある場合は、下記症状に記載している症状に該当する症状がないかどうか確認してみましょう。

 また不安がある場合は、下記自覚症状を確認した上で、一度病院でレントゲン検査まで受けておく事をお勧めします。

【肋骨骨折の主な症状】
●上半身を捻ると胸に痛みを感じる
●肋骨の骨折部位と思われる部位そのものに痛みを生じる
●ぶつけた部位を圧迫すると痛みを感じる
●胸部打撲部位の内出血
●呼吸の倦怠感、違和感
●打撲部位に大きな腫れ
●くしゃみや、せきをすると胸が痛む

 これらの症状を感じる場合は、肋骨骨折の可能性が考えられます。

 肋骨の骨折の確認は症状だけでは確実な診断はできないため、レントゲン写真での確認、もしくはX線で骨折の有無の確認が難しい場合は「骨シンチグラフィー検査」を行い状態を確かめていくことになります。

肋骨疲労骨折と骨シンチグラフィー

 肋骨の骨折の確認はX線写真で確認できるケースも多くありますが、肋骨は特有の湾曲した形状であることから骨折部分の確認が難しくなるケースも存在します。

 その為、シンチグラムと呼ばれる方法で肋骨の骨折部位の確認や他の病気の可能性を確認する骨シンチグラフィー検査によってより詳しい状態の検査を行うケースもあります。

 シンチグラムとは、特定の放射性同位体が身体の一部に蓄積する性質を活用する検査です。

 検査で使用されるテクネチウム放射性同位体は特定の部位に蓄積しながらガンマ線を放出するため、ガンマ線が放出されている部位を調べることで骨折の有無や病気の可能性を確認する事が可能となります。

※シンチグラム=特定の部位に放射性同位体が蓄積する性質を活用した検査方法のこと

 スポーツや運動などで継続的な負荷が加わることによって発症する疲労骨折の場合は、安静が基本的な治療法となりますが、骨粗鬆症や最悪の場合、癌や甲状腺疾患などが骨折の背景に隠れているケースもある為、総合的な診断としても骨シンチグラフィー検査は有効です。

治療は症状が軽い段階でスタート

 胸に痛みを感じるなど自覚症状が確認される場合は、必ず何かしらの障害が発症しているケースが大半です。

 ただの肋骨の疲労骨折であれば、それほど心配は要りません。

 しかし、疲労骨折といえどもやはり骨折には変わりありませんから、安静にするなどの対処は不可欠です。

 また、胸の痛みを伴うようなケースでは疲労骨折以外の障害や病気の可能性があることも検討されるため早期に医師の診断を受けましょう。

 尚、疲労骨折の治療では絶対安静の他、装具を利用して回復を図っていくケースもあります。

 治療は症状が軽い段階でスタートしたほうが有利であることは言うまでもありません。