肋骨疲労骨折の症状

肋骨骨折の症状、治療方法、疲労骨折による肋骨骨折、胸部障害の合併症の危険性を初心者向きにわかりやすく解説。

外傷性の肋骨骨折

胸郭・肋骨の図

 胸部の肋骨には、左右それぞれ各12本ずつの肋骨があります。

 上から順に第一肋骨〜第七肋骨までを「真肋(しんろく)」と呼び、第八肋骨以降を「仮肋(かろく)」と呼びます。

 胸部に外部的な圧力や圧迫が加わると、これらの肋骨は骨折を起こす事があります。

 これが外傷性の肋骨骨折です。

 肋骨骨折は、胸部の外傷の中では最も多くみられる骨折です。

 広い範囲に強い力が加わった場合には、一度に数本の肋骨が折れることもあります。

疲労の蓄積による疲労骨折

 肋骨骨折は、外力だけではなく、繰り返しの動作による「疲労の蓄積」によっても骨折を発症する事があります。

 特にスポーツにおける疲労骨折では、この骨に繰り返し負担が加えられるような牽引作用が原因となって疲労骨折症状を発症するケースが大半のケースを占めます。

 これらは、「疲労性骨折」とも呼ばれますが、肋骨に負担のかかる動作であれば、例えば

☆ゴルフのスイング
☆野球のバッティング
☆野球の投球動作

 などの繰り返し動作などによって、肋骨が疲労骨折を起こすケースなどが多く見られるのが特徴です。

 ゴルフ選手や野球選手は特に肋骨の疲労骨折症状が多く現れる傾向にあるのもその為です。

野球選手・ゴルフ選手に多い疲労骨折は第一肋骨・第二肋骨

 尚、ゴルフ、野球ともに第一肋骨・第二肋骨に疲労骨折を発症しやすいのも大きな特徴です。

※野球選手・ゴルフ選手に多い肋骨の疲労骨折部位は第一肋骨・第二肋骨に集中する(上図参照)

 また疲労骨折は肋骨のほか、下肢の脛骨や腓骨などにも多く発症する傾向にあります。

 脛骨や腓骨に発生する疲労骨折の多くはランニング動作やジャンプ動作、ジャンプの着地時の衝撃などが原因にあります。